月刊『生物の科学 遺伝』48巻4月号(1994)
B5判/112頁/



【特集・ウニの発生学―新展開を迎えたウニの生物学/赤坂甲治・嶋田 拓 企画】

    はじめに(嶋田 拓)
    外胚葉細胞のみに発現する遺伝子(赤坂甲治)
    原腸形成を制御するペプチド(弥益 恭・末光隆志)
    間充織細胞のみに発現する遺伝子の制御(真壁和裕)
    骨片形成誘導因子と胚葉形成(木下 勉)
    カルシウム沈着のしくみ(光永敬子)
    一次間充織細胞の遊走と細胞外マトリックス(加藤秀生)
    精子活性化ペプチド(鈴木範男)
    ウニ胚動物半球の分化能における可塑性(雨宮昭南)
【今月の解説】
    アメリカの米生産と輸出(山口彦之)
    性フェロモンで虫の害を防ぐ―ウルグァイにおける果樹シンクイムシ類の防除(井上晃一)
    RNA生物(細川桂一)
【トピックス】
    3塩基の繰返し配列とヒトの病気―爆弾をかかえた遺伝子(永渕成夫・山田正夫)
【連 載】
    随想/いのちのふしぎにふれる(高橋泰常)
    連載エッセイ・自然と私/自然と人(川那部浩哉)
    植物文化史/ゼンマイ−干す山菜(臼井英治)
    実験・観察のページ/ちょっと前の教材の検討:新制高等学校教科書の光合成の取扱い―現代化運動の影響を中心として(田幡憲一)
    覚りの数理生態学/雌雄はなぜ同じ数ずついるのか?(松田裕之)
    にっぽん育種物語/サクラ(岩崎文雄)
    私がみた遺伝事象:研究生活五十年/斑紋の決め手(大島長造)
    私と分子遺伝学/細胞遺伝学者がみた分子遺伝学の誕生(大野 乾)
    私のメモ/オオアカウキクサの観察(田中俊雄)
    生物ライブラリー/『組織培養辞典』『メダカ学』



         

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