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ステップアップ 大学の総合化学(改訂版)
Step Up! Integraed Chemistry for College Students −revised edition−
名古屋工業大学名誉教授 理博 齋藤勝裕 著
B5判/160頁/2色刷/定価2420円(本体2200円+税10%)/2022年11月15日発行
ISBN 978-4-7853-3522-9
C3043
課題設定→学習→達成度確認→新たな課題設定→… というJABEE(日本技術者教育認定制度)の認可規準に沿いながら、高校で化学を履修していない学生や文科系の学生でも理解を深めていけるように記述された一般化学の入門的な教科書として2008年に刊行され定評を得た教科書の改訂版。
各章冒頭にその章で学ぶことを明示し、また章末にはまとめと多数の演習問題を配して達成度を確認できるようになっている。随所におり込まれた「発展学習」課題に自ら取り組むことにより、化学に対する理解をさらに深めることができる。
今回の改訂では、刊行以来読者から寄せられたご意見を参考に各章の内容をアップデートし、演習問題やコラムを増量するなど教科書としての使い勝手をよりよくした。とくに第V部(生命化学、環境化学)では近年のトピックスをふまえ大幅に加筆・改訂し、最新の化学を学ぶにふさわしい内容となっている。
サポート情報
◎ 教科書採用の先生方に講義用の図表ファイルをご用意しました。 ファイルのご利用は講義のみに限らせていただきます。
◎ 刊行趣旨/改訂版まえがき (pdfファイル)
◎ 索引 (pdfファイル)
◎ 旧版(2008年発行)の紹介ページ
序章 化学で学ぶこと
第I部 原子構造と結合
1.原子構造と電子配置
2.化学結合と分子構造
3.元素の性質と反応
第II部 物質の状態と性質
4.物質の状態
5.溶液の性質
第III部 化学反応とエネルギー
6.化学反応の速度
7.化学反応とエネルギー
8.酸化反応・還元反応
第IV部 有機分子の性質と反応
9.炭化水素の構造と性質
10.有機化合物の性質と反応
11.高分子化合物の構造と性質
第V部 生命と化学
12.生命と化学反応
13.環境と化学物質
刊行趣旨/改訂版まえがき (pdfファイル)
序章 化学で学ぶこと
0.1 原子構造と結合
0.1.1 原子構造
0.1.2 原子核
0.1.3 電子配置
0.1.4 元素の性質
0.1.5 結合と分子構造
0.2 物質の状態と性質
0.2.1 アボガドロ定数とモル
0.2.2 気体の性質
0.2.3 酸・塩基
0.3 化学反応とエネルギー
0.3.1 化学反応の速度
0.3.2 化学反応とエネルギー
0.3.3 酸化還元反応
0.4 有機分子の性質と反応
0.4.1 炭化水素の構造
0.4.2 有機物の性質と反応
0.4.3 高分子化合物の構造と性質
0.5 生命と化学
0.5.1 生体を作る化学物質
0.5.2 遺伝とDNA・RNA
0.5.3 地球環境と化学
演習問題
第I部 原子構造と結合
1.原子構造と電子配置
1.1 原子の構造
1.1.1 ビッグバン
1.1.2 原子を作るもの
1.2 原子核の構造
1.2.1 原子核を作るもの
1.2.2 同位体
1.2.3 モルと原子量
1.3 電子殻と軌道
1.3.1 電子殻
1.3.2 軌道
1.3.3 軌道の形
1.4 電子配置と価電子
1.4.1 電子配置の約束
1.4.2 電子配置
1.4.3 価電子
1.5 周期表と元素の周期性
1.5.1 周期と族
1.5.2 原子半径の周期性
1.5.3 イオン化の周期性
1.5.4 電気陰性度の周期性
演習問題
2.化学結合と分子構造
2.1 分子と結合
2.1.1 分子式と分子量
2.1.2 結合の種類
2.2 イオン結合と金属結合
2.2.1 イオン結合
2.2.2 金属結合
2.2.3 電気伝導性
2.3 共有結合と結合電子
2.3.1 共有結合
2.3.2 価標
2.3.3 飽和結合と不飽和結合
2.4 分子間に働く力
2.4.1 結合分極
2.4.2 水素結合
2.4.3 ファンデルワールス力
2.5 結合エネルギー
2.5.1 結合のエネルギー関係
2.5.2 結合エネルギーの値
演習問題
3.元素の性質と反応
3.1 1,2,12族元素とその分子
3.1.1 1族元素
3.1.2 2族元素
3.1.3 12族元素
3.2 13,14,15族元素とその分子
3.2.1 13族元素
3.2.2 14族元素
3.2.3 15族元素
3.3 16,17,18族元素とその分子
3.3.1 16族元素
3.3.2 17族元素
3.3.3 18族元素
3.4 遷移元素とその分子
3.4.1 典型元素と遷移元素
3.4.2 遷移元素の性質
3.5 希土類・ランタノイド・アクチノイド元素
3.5.1 希土類
3.5.2 アクチノイド
演習問題
第II部 物質の状態と性質
4.物質の状態
4.1 気体・液体・固体
4.1.1 固体
4.1.2 液体
4.1.3 気体
4.1.4 温度と状態
4.2 状態図と臨界状態
4.2.1 状態図
4.2.2 状態図の線分
4.2.3 三重点
4.2.4 臨界点
4.3 分子膜・液晶・アモルファス
4.3.1 非晶質固体
4.3.2 液晶
4.3.3 分子膜
4.4 気体状態方程式
4.4.1 理想気体方程式
4.4.2 理想気体方程式
4.4.3 実在気体
演習問題
5.溶液の性質
5.1 溶解と溶解度
5.1.1 溶解
5.1.2 溶媒和
5.1.3 溶解度
5.2 蒸気圧と沸点・凝固点
5.2.1 蒸気圧
5.2.2 ラウールの法則
5.2.3 沸点上昇・凝固点降下
5.2.4 分子量測定
5.3 半透膜と浸透圧
5.3.1 半透膜
5.3.2 浸透圧
5.4 酸・塩基
5.4.1 酸・塩基
5.4.2 水素イオン指数
5.5 酸性・塩基性
5.5.1 酸性・塩基性
5.5.2 水の解離
5.5.3 pHと酸性・塩基性
5.5.4 中和
演習問題
第III部 化学反応とエネルギー
6.化学反応の速度
6.1 反応速度
6.1.1 反応速度式
6.1.2 半減期
6.2 遷移状態と活性化エネルギー
6.2.1 反応とエネルギー
6.2.2 遷移状態と活性化エネルギー
6.2.3 触媒と酵素の働き
6.3 多段階反応と律速段階
6.3.1 多段階反応
6.3.2 律速段階
6.3.3 濃度変化
6.4 平衡と可逆反応
6.4.1 可逆反応
6.4.2 平衡状態
6.4.3 ルシャトリエの原理
演習問題
7.化学反応とエネルギー
7.1 熱力学第一法則
7.1.1 熱力学第一法則
7.1.2 内部エネルギーU
7.1.3 エネルギー・熱・仕事の方向
7.2 断熱変化と等温変化
7.2.1 体積変化と仕事
7.2.2 断熱変化
7.2.3 等温変化
7.3 エネルギーとエンタルピー
7.3.1 定積変化
7.3.2 定圧変化
7.4 反応とエネルギー
7.4.1 反応熱
7.4.2 ヘスの法則
7.4.3 反応熱の計算
7.5 乱雑さとエントロピー
7.5.1 整然と乱雑
7.5.2 熱力学第二法則・第三法則
7.5.3 エントロピーとエネルギー
7.6 反応の方向とギブズエネルギー
7.6.1 エネルギーとエントロピー
7.6.2 反応の方向とギブズエネルギーG
7.6.3 平衡とギブズエネルギー
7.6.4 ギブズエネルギーと仕事
演習問題
8.酸化反応・還元反応
8.1 酸化数の計算法
8.2 酸化還元反応
8.2.1 酸化還元反応
8.2.2 酸化還元反応の実際
8.2.3 酸化・還元と電子
8.2.4 酸化剤・還元剤
8.3 金属のイオン化
8.3.1 イオン化
8.3.2 イオン化と酸化・還元
8.3.3 イオン化傾向
8.4 化学電池の原理
8.4.1 ボルタ電池
8.4.2 燃料電池
演習問題
第IV部 有機分子の性質と反応
9.炭化水素の構造と性質
9.1 炭化水素の結合と構造
9.1.1 炭素の価標
9.1.2 メタンの構造
9.1.3 エチレンの構造
9.1.4 アセチレンの構造
9.2 構造式の種類
9.2.1 丁寧な構造式
9.2.2 簡略化した構造式
9.2.3 直線だけで表した構造式
9.2.4 一般の構造式
9.3 炭化水素の構造と名前
9.3.1 ギリシャ語数詞
9.3.2 命名法
9.4 異性体
9.4.1 アルカンの異性体
9.4.2 アルケンの異性体
9.4.3 立体異性体
演習問題
10.有機化合物の性質と反応
10.1 置換基
10.1.1 アルキル基
10.1.2 官能基
10.2 炭化水素の反応
10.2.1 付加反応
10.2.2 脱離反応
10.2.3 置換反応
10.3 酸素を含む化合物
10.3.1 アルコール・エーテル
10.3.2 ケトン・アルデヒド
10.3.3 カルボン酸・エステル
10.4 窒素・硫黄を含む化合物
10.4.1 アミン
10.4.2 アミノ酸
10.4.3 硫黄を含む化合物
10.5 芳香族化合物
10.5.1 メチル基を含むもの
10.5.2 酸素を含むもの
10.5.3 窒素・硫黄を含むもの
演習問題
11.高分子化合物の構造と性質
11.1 高分子とは
11.1.1 高分子の構造
11.1.2 高分子の種類
11.2 ポリエチレンとその仲間
11.2.1 ポリエチレン
11.2.2 ポリエチレンの仲間
11.2.3 可塑剤
11.3 ナイロン・PETとその仲間
11.3.1 ナイロン
11.3.2 PET
11.4 ゴム・プラスチック・合成繊維
11.4.1 ゴム
11.4.2 プラスチック(合成樹脂)
11.4.3 合成繊維
11.5 高温でも硬い高分子
11.5.1 熱硬化性樹脂
11.5.2 合成法
演習問題
第V部 生命と化学
12.生命と化学反応
12.1 細胞と細胞膜
12.1.1 細胞
12.1.2 細胞膜
12.2 タンパク質の構造と動き
12.2.1 タンパク質の平面構造
12.2.2 タンパク質の立体構造
12.2.3 タンパク質の働き
12.3 脂質
12.3.1 油脂
12.3.2 ホルモン
12.3.3 ビタミン
12.4 遺伝とDNA
12.4.1 DNA
12.4.2 RNA
12.4.3 タンパク質合成
12.4.4 遺伝情報の発現
12.5 細胞の老化と死
12.5.1 細胞の寿命
12.5.2 細胞の死
12.6 薬剤
演習問題
第13章 環境と化学物質
13.1 環境と化学
13.1.1 環境の範囲
13.1.2 環境を作るもの
13.1.3 物質の循環
13.2 健康と化学物質
13.2.1 大気と化学物質
13.2.2 水と化学物質
13.2.3 海洋とマイクロプラスチック
13.2.4 大地と化学物質
13.3 エネルギーと化学
13.3.1 化石燃料と化学
13.3.2 石油と二酸化炭素
13.3.3 再生可能エネルギー
13.3.4 原子力エネルギー
13.4 地球環境と化学
13.4.1 酸性雨
13.4.2 オゾンホール
13.4.3 地球温暖化
13.5 SDGs
13.5.1 SDGsの目標
13.5.2 化学に関連したグローバル目標
演習問題
演習問題解答
索引
コラム
電子と電子雲
原子核の安定性
三態以外の状態
爆発反応
人工ダイヤモンド
酸化・還元と日本語
炭化水素の構造
自然の秘密
タンパク質の構造
放射線事故
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齋藤 勝裕
さいとう かつひろ
1945年 新潟県生まれ。東北大学理学部卒業、東北大学大学院理学研究科博士課程修了。名古屋工業大学講師、同大学教授等を歴任。専門分野は有機化学、物理化学、超分子化学。
(情報は初版刊行時のものです)
あなたと化学
メディカル化学 (改訂版)
コ・メディカル化学 (改訂版)
生命系のための 有機化学 I
生命系のための 有機化学 II
有機分子構造と その決定法
理工系のための 化学入門
化学の基本概念
理科教育力を高める 基礎化学
化学はこんなに役に立つ
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