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生命科学シリーズ
動物のホルモン
Animal Hormones
東京大学名誉教授 理博 川島誠一郎 著
A5判/208頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/1995年3月発行
ISBN 978-4-7853-5089-5(旧ISBN 4-7853-5089-X)
C3045
(オンデマンド方式による印刷・製本)
本書では、ホルモンとホルモン作用機構の概略を述べ、次いで脊椎動物の内分泌器官について上から下へ、およそ間脳視床下部−下垂体−甲状腺−膵臓−副腎−生殖腺の順に記した後、ホルモンと性分化、ホルモンと行動などをトピックスとして解説する。
A ホルモンとホルモン作用の概略
1.ホルモンとホメオスタシス
2.ホルモンの分類
3.フィードバック調節
4.ホルモンの受容体とホルモンの作用機序
5.ホルモンとホルモン受容体の遺伝子
B 脊椎動物のホルモン
6.視床下部
7.下垂体後葉
8.下垂体前葉
9.下垂体中葉
10.甲状腺
11.副甲状腺・鰓後腺・甲状腺旁濾胞細胞 −カルシウム調節ホルモン−
12.膵臓
13.消化管
14.副腎
15.腎臓
16.生殖腺
17.その他の内分泌器官
C 無脊椎動物のホルモン
18.環形動物
19.軟体動物
20.節足動物
21.棘皮動物・原索動物
編集趣旨/まえがき
A ホルモンとホルモン作用の概略
1.ホルモンとホメオスタシス
1.1 体液の浸透圧の調節
1.2 赤血球の調節
2.ホルモンの分類
2.1 ペプチドホルモン
2.2 アミノ酸誘導体ホルモン
2.3 ステロイドホルモン
2.4 脂肪酸誘導体ホルモン
2.5 ホルモンの定義
3.フィードバック調節
4.ホルモンの受容体とホルモンの作用機序
4.1 ステロイドホルモン受容体
4.2 ペプチドホルモン受容体
4.3 カテコールアミン受容体
5.ホルモンとホルモン受容体の遺伝子
B 脊椎動物のホルモン
6.視床下部
6.1 正中隆起
6.2 視床下部ホルモン
7.下垂体後葉
7.1 後葉ホルモン
7.2 後葉ホルモンの作用
8.下垂体前葉
8.1 形態
8.2 下垂体の祖先
8.3 前葉の細胞学
8.4 前葉ホルモン
9.下垂体中葉
9.1 色素胞
9.2 MSHの分泌調節
10.甲状腺
10.1 甲状腺ホルモンの分泌過程
10.2 甲状腺ホルモンの作用
11.副甲状腺・鰓後腺・甲状腺旁濾胞細胞 −カルシウム調節ホルモン−
11.1 器官とホルモンの多様性
11.2 副甲状腺ホルモン
11.3 カルシトニン
12.膵臓
12.1 ランゲルハンス島の形態学
12.2 インスリンとグルカゴンの化学
12.3 インスリンとグルカゴンの分泌調節
12.4 インスリンとグルカゴンの作用
13.消化管
13.1 ガストリン
13.2 セクレチン
13.3 コレシストキニン
13.4 血管活動性腸管ペプチド
13.5 胃抑制ペプチド
13.6 膵ポリペプチド
13.7 モチリン
13.8 ガラニン
13.9 その他の胃腸膵内分泌系ホルモン
14.副腎
14.1 形態学
14.2 副腎皮質
14.3 副腎髄質
15.腎臓
15.1 レニン-アンギオテンシン系
15.2 その他の腎臓ホルモン
16.生殖腺
16.1 精巣
16.2 卵巣
16.3 生殖腺と生殖輸管の分化
16.4 視床下部の性的二型
17.その他の内分泌器官
17.1 胎盤
17.2 胸腺
17.3 松果腺
17.4 尾部下垂体
C 無脊椎動物のホルモン
18.環形動物
19.軟体動物
20.節足動物
20.1 昆虫類
20.2 甲殻類
21.棘皮動物・原索動物
21.1 棘皮動物
21.2 原索動物
参考書
索 引
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川島 誠一郎
かわしま せいいちろう
1934年 東京都に生まれる。東京大学理学部卒業、東京大学大学院生物系研究科博士課程修了。東京大学助手・講師・助教授、広島大学教授、東京大学教授などを歴任。主な著書に『寿命をのばす5つの方法』(どうぶつ社)、『内分泌学』(編著、朝倉書店)、『老化とホルモン』(編集、東京大学出版会)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しております)
比較内分泌学入門
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