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ポピュラー・サイエンス 248
化学クラブ活動入門

茨城大学教授 博士(学校教育学) 山本勝博 編著
四六判/144頁/定価1540円(本体1400円+税10%)/2002年8月
ISBN978-4-7853-8748-8 (旧ISBN4-7853-8748-3)

 最近低迷しているといわれる化学クラブを活発に運営していくには? 動機付け,テーマの選び方,資金・情報の集め方,研究の進め方,コンクールへの参加,文化祭での展示・演示などなど,豊富な実践経験をもつ執筆陣が語るコツの数々.高校化学クラブ関係者必携の一冊.

【目 次】

『化学クラブ活動入門』 カバー
第1章 化学クラブの運営の仕方
 1 化学クラブで研究をしよう −継続した研究活動ができるクラブ運営−
 2 「締切」は研究のエネルギー源

第2章 研究の費用をどうするか
 1 クラブの研究費を捻出するには
 2 教員が研究活動を行う場合,外部からの研究費をどのように集めるか

第3章 情報をどのように集めるか −文献調査・インターネットから企業等の情報活用まで−
 1 情報をどのように集めるか
 2 インターネットの利用
 3 企業,研究所,大学,博物館から情報を得る

第4章 便利な道具,新しい器具
 1 困ったときは注射器
 2 磁石で化学する!!
 3 困ったときの企業・大学・研究所

第5章 発表はどのようにするか
 1 発表の場 −研究発表を募集している団体とその内容−
 2 初めて聞く人たちにわかるかい?
 3 環境測定に関する作品の創作
 4 ナイアガラの滝でずぶぬれに −ISEF参加記−

第6章 化学クラブのテーマ
 1 煮たエビは,なぜ赤い
 2 富士山山頂で燃えている!?
 3 酸素中の銅の酸化 −先生だって間違える! 事実がすべて−
 4 ギ酸の銀鏡反応 −爆発もなんのその,データの集積こそ命−
 5 マグネシウムの酸化(白煙回収法) −逆転の発想を活かそう−
 6 自動車の排気ガスを調べるには −浮力・水圧は災いのもと−
 7 雨にも負け,風にも負け −酸性雨採取器のフタ開け機−
 8 食塩水は鉄を腐食させるが濃いほどさびにくい? −実験方法の模索−
 9 身近な現象に注目 −寒天の不思議−
 10 最先端への挑戦 −フィトアレキシンの研究−
 11 夏の水道水は安全か −水泳部は優れた水質管理者−
 12 未知の領域 −とても不思議な水の性質−
 13 最後のバイオマス −キチン・キトサンの新たなる利用法を求めて−

第7章 文化祭等イベントでできる実験 −20分程度の実験を紹介する−
 1 文化祭は化学クラブの活動のアピールの場 −押すな押すなの大盛況
  (一躍化学クラブは文化祭の華)−
 2 −196℃の世界
 3 プラバン作り
 4 草木を用いた染色を楽しもう
 5 透かし模様 −硫酸の恐ろしい性質を使って,布にきれいな模様を作ろう−

参考 理科関係部活動の状況について



         

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